ワインの歴史について

2023年2月9日

紀元前7000年から今日までのワインの歴史を一緒に見ていきましょう！

🍇つる性植物は地球上で最も古い植物の一つ🍇

ブドウの原種は、すでに300万年前には地上に繁茂していたと言われており、ブドウ栽培の始まりは紀元前 7,000 年にさかのぼると言われています。そしてワイン造りは数千年前から存在していたと言われております。

🌎ぶどうとワインの発祥地はアルメニアに🌏

考古学的発掘により、紀元前 6100 年にさかのぼるワイン製造施設 (ワインプレスと粘土発酵タンク) が発見されました。

ワイン製造の工程を表した最初の描写は、紀元前 3 千年紀のエジプト人🇪🇬によるもので、プレスの工程と収穫のシーンを表す浮き彫りがあります。

ギリシア人🇬🇷にブドウの栽培を教えたのはエジプト人でした。紀元前 1500 年から 500 年にかけて、ブドウの木🌳はギリシャ人にとって農業に不可欠な要素となりました。そして彼らは地中海盆地全体🌊、特にイタリア🇮🇹、そして紀元前600年にはガリアにまで普及させました。（ヨーロッパの西部）

👀紀元前125年からローマ人はぶどうを広げ初めた👀

ブドウ栽培はローヌ川回廊に沿って北へ、西はラングドックへ向かってと広がっていきました。

この期間中、醸造は主に黒ブドウ🍇に基づいていましたが、マセラシオンは行われず、ワインの色は淡いものでした。（マセラシオンは一般的に赤ワインを造るときの工程。醗酵中のワインに果皮を漬け込むことを指します）

通常、単純なプレス作業の後に圧搾をし果汁を集めていました。プレスの方法は昔から知られていましたが、重機を使っての作業となっていました。これらの機械も非常に高価で、所有できるワイナリーはほとんどありませんでした。裕福で設備の整った人々は、依頼に応じて代行してプレス作業を行うこともしていましたが、ほとんどの場合、請求料金が高すぎると見なされ、利用者は多くありませんでした💰💰

ローマ帝国の崩壊後、ワイン栽培は縮小されましたが修道院🔔でのブドウ栽培とワインの製造を続け、マーケティング📈をすることで復活しました。

🍷中世以降、ワインの品質が向上🍷

古代のワインは水で割ってハーブ🌿や芳香剤にて匂いづけをされていましたが、今日私たちが消費する形のワインは中世に現れました。

10世紀の終わりに、教会の影響下にない唯一のワイン産地であるボルドーが発展し始めました。ボルドーのブドウ園は、12 世紀末に本格的に発展しました。

🗺植民地化により、ブドウは世界中に広がる🗺

南アメリカでは16世紀半ば頃のブドウ畑の痕跡が発見されており、南アフリカでは1659年頃から始まったと言われています。１７世紀にはヨーロッパの植物が輸入され🚢、米国🇺🇸の東海岸に植えられましたが、ブドウの木は様々な病気に抵抗することが出来ず、実際には17世紀以降から北米のブドウ園の生産が発展したとされています。